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第10章 ダメかな・・・？

『ねぇ、ゆぅちゃん？
今日って忙しいかな？？？』


『ん？～いや、別に？』






イヤな予感～(笑)♪









『良かったら
買い物付き合ってくれないかな？』





薄茶色の目をキラキラさせて・・・





『ｸｽ・・・いいよ』






俺・・・断れるワケねぇじゃん


そんな満面の笑みでさ(笑)







でもって


つまり～～～・・・？







『荷物持ち探してただろうマリア～(笑)』






(笑)






『ちちち…ちがうよっ！？』




『(笑)んで？あとはどこ行くんだ？』





『100均～～～！！！
引っ越しの後って最高に楽しいんだよね

お金もかからないし♪
まさに天国なんだぁ～～

今日はそこがメインなの♪』





『んなっ！？まだ増えんのか荷物？！
しかもメインだぁ～～？！！
オイオイ！手の数かぞえて
買い物しろよな？！』



『だ、だって…一人じゃ
一度に沢山持てないし…』




『やっぱ荷物持ち探してやがったな？(笑)』





『い…いやいやいや・・・そのぉ』









『ったく、ちゃっかりしてるぜ～(笑)』













なんて・・・


イヤミ言うフリばっかして





俺はメチャクチャ嬉しくて

楽しんでた。





マリアが・・・



鳥かごから出たマリアが




羽を広げて




羽ばたいてるみたいだったから。





マリアが・・・笑っていたから。