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第12章 戻れない道・・・

ゼェゼェ・・・？


なんか動悸がはしってねぇか俺・・・？！




いや・・・いややややや



何をうろたえてる！



いつものことだろう！？



黙るな、言い返せ！



うろたえ・・・るな、っ。







『♪フッフ～～～ン』


『・・・、・・・💧💧💧;』





こん…の…ぉ…オンナ














すっっっげぇえええ～～～

〃ドヤ顔〃っっ







イラっ…(汗)






(…みんな見てみろよ？！このツラ！？
写メってここに貼り付けてやろーか?!ｺﾗｧ)








「あ～あ～あ～♪まぁたミユちゃんの
推理ショーかい？～月曜恒例の(笑)」



「おはようさん♪ぉーおーミユちゃん
犯人は追い詰めたかぁ？(笑)」



「ｱｯﾊﾊﾊﾊｯ！！ミユちゃん～♪
まーた朝からシノちゃんいじめて
楽しんでんのぉアンタぁ(笑)」




『おはよごさいまぁーす♪

ん～～～週明けはっ・・・！
シノくんでもイジってエンジンかけないと
調子出ないのよあたし～(笑)

ねっ？シノくん～♪』



・・・。



・・・・・・。





『…っせぇ、バーカっ・・・
どっかのマンガの読みすぎなんだよ！

さっさと仕事しろ！経理ムコウだろぉが
あっちいけバーカっ…』






「ﾊｲ、名コンビ♪締めくくり～」

「はい、じゃみんな今日も宜しく～」

「ホイ仕事仕事～♪」







・・・。




『・・・・・・』





カタン…





自分のデスクで少し頭を抱えた。





いつもの・・・こと





冗談だと、誰もがわかってる

いつもの…挨拶みたいな風景





なのに…何グッタリしてんだ俺？





(マジでうっっせぇし・マジでうっぜぇけど)







いつものことなのに・・・俺




いつもみたいに




流せなかった・・・