この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第14章 薄汚いこと・・・
色んなマリアがいていい

色んなマリアが好きだ。



だけどさ…やっぱ



こうして、今みたいに

楽しいとか、嬉しいとか

本人らしく・・・人間らしく

笑ってるマリアが



一番好きだ。






だからこそ・・・俺

それを失いたくない。



もうマリアに

笑顔をなくしてほしくねぇから。






そんな想いの反動か

時にピリピリと…それこそ

神経質に、過敏になったり

してるかもしれないんだ、俺・・・。







『あ、そうそう…また会ったぜ隣の人?』



『えぇっ?また?(笑)よく会うね?
私より遭遇率高いんじゃない?』





『向こうもそう言ってた(笑)
マリアの名前知ってたな?』



・・・ちと間違ってたけど。




『え?…あぁ、うん』





『・・・名乗ったの?』






『え・・・?…うん、聞かれたから』





『いつかの偽名使えよ…(笑)』




『え・・・あ、れは…~』



いつかのエピソードを交えると
マリアは気まずそうに赤面した。




『(笑)てかさ…なんで〃ユキ〃にしたの?』




『ぇ…う~~んと…その

あの時も…今みたいに寒い冬で

地元の…雪を思い出した…からかな?』




『ぷっ…わりと咄嗟に考えてたのな?(笑)』




思い出すと、ちと笑える。

俺に警戒しまくってた当時のマリア…。


(あっ!久しぶりにっ
気になる子は読み返してみてくれっ?(笑))




『…~ちょっと恥ずかしいや…』





『俺にはガンガン警戒してたもんなぁ?!』


(笑)



なにもさ…

トゲのある事を言うつもりなんか
なかったんだけどさ




『そんくらいさ…警戒することを

忘れんなよな?

何が…あるか、わかんねぇんだからさ』
/1222ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ