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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第15章 命の・・・重さ
『てか…お前ホントに何しにきたワケ?』



マリアの帰った後
妹と二人、残された部屋。



『ん~…べつにぃ、モグモグ』



残ったケーキもりもり食いながら
上の空の妹…


ほんとたまにしか…会わない妹だけどさ





オイオイ・・・人の親になって
落ち着いた雰囲気に~とかなら良いけどよ?


ある時、姿現したら
可愛らしかったハズの妹が

見る影もねぇ百貫デブになってた…




なぁんてオチは

さすがに勘弁してくれよな?(苦笑)






『うち(実家)寄ったらさ~
パパとママがさりげに

「優人はどうしてるのかな~?」
なんて言ってたから

そんな遠くにいるんじゃないし
会って来れば?って言ったら

別に~とか言って
まぁた仲良く出かけちゃったから?

チビ預かってくれたし
じゃあたし代わりに見てくるかなって
ゲリラで来たの♪』





『あぁ・・・そう
二人とも元気にしてっかよ?』






『ん・・・相変わらず♪

~でもさ、今日来て良かったよ

おにいちゃん♪リア充してて?』









リア充・・・か。








『・・・真白

まりあのことは・・・』






『ふふっ・・・わぁかったよぉ』




『・・・』






『おにいちゃんさ・・・

まりあさんのこと

〃フザケてる〃ワケじゃないんだよね?』

















妹が……オブラートに包んで
俺の核心に迫る言葉を投げる。





フザケてる・・・?






あぁ…

遊びでもなけりゃ

半端でもねぇぜ…。






『なら・・・話せる時が来たら
話したらいいじゃん?

何だか知らないけど…相応のワケあり?
なら・・・仕方ないもん』






『・・・あぁ。

だから…その時が来るまでは

父さんにも母さんにも…
誰にも言わないでくれ』





その日が・・・来るまでは。







『ふふん・・・うん、いーよ♪

口止め料ね♪

5000円でいーよ♪(笑)』







『・・・オメェなぁ(苦笑)』






『ふふっ…あたし
とんだ日に来ちゃったね?

まいどあり~(笑)…』









『真白・・・しっかり者(苦笑)に

なったなお前…(泣)』








だからさ…兄貴

立場弱くねぇ…?(泣)
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