この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第15章 命の・・・重さ
予想外に現れた妹が
予想外に兄貴といた女性を見て…
ろくに訳も話せずに
ひた隠そうとする兄貴をみて
一体何を思っただろうか…。
察したように言及せずに
のみ込んだ妹が…
妹が…
何をどこまで、どう察して
理解したのかはわからない。
だけど
〃その時が来たら・・・〃
自分で言ってた言葉。
いつか来る、その時
その日のため
そして、その先の日々のため。
今は…堪える時なんだ。
だけど俺・・・
いつか来る〃その時〃が
待ち遠しくてたまらないんだ。
例え誰に、軽蔑されようと
俺は〃その日〃を望んでる。
俺の家族に会うマリア…
マリアの家族に会う俺…
堂々と・・・
これが、俺の
大切な人なんだ・・・って
仲間や家族に言える
そんな瞬間を
夢見ている。
予想外に兄貴といた女性を見て…
ろくに訳も話せずに
ひた隠そうとする兄貴をみて
一体何を思っただろうか…。
察したように言及せずに
のみ込んだ妹が…
妹が…
何をどこまで、どう察して
理解したのかはわからない。
だけど
〃その時が来たら・・・〃
自分で言ってた言葉。
いつか来る、その時
その日のため
そして、その先の日々のため。
今は…堪える時なんだ。
だけど俺・・・
いつか来る〃その時〃が
待ち遠しくてたまらないんだ。
例え誰に、軽蔑されようと
俺は〃その日〃を望んでる。
俺の家族に会うマリア…
マリアの家族に会う俺…
堂々と・・・
これが、俺の
大切な人なんだ・・・って
仲間や家族に言える
そんな瞬間を
夢見ている。