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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第15章 命の・・・重さ
『それまで父さんは、あまり
子どもに接することもなかったからね
接し方も、よくわからんくてなぁ
そこに初めてみたのが
〃子ライオン〃だったもんだからもぉな(笑)』
『父さん…;💧一体なんの?』
『ハハハ…でもなぁ、優人のあの目を見て
父さんビビビっとしてなぁ~…
あぁ、この子は…こんな小さな成りして
お母さんを守ろうと必死で
吠えてるんだなぁ……ってな。
これはこれは、とても
大人のいい加減な取り繕いやウソでは
この子はごまかせないなぁと思ったものだ。
笑いかけてもツーン!とかしてなぁ(笑)
こいつは僕のお母さんを泣かせないのか?って
〃子ライオン〃は……いやいや(笑)
〃優人〃は必死で目を見張らせてたんだな
あれはきっと』
『・・・』
父親の口から
意外な事が語られた。
『だからな…この人を…お母さんを
絶対に幸せに出来ないんだったら
そんな半端なキモチで
この人と結婚したらダメだな、と
〃子ライオン〃に気付かされてだな
それからかな?不思議と
優人に接するようになって
優人が…初めて
〃おじちゃん遊んで〃って
言ってくれ時は、本当に嬉しかった』
素直にペラペラ喋るのは
酒のせいもあるけど
温厚で柔和な…この人の性格。
『まぁ、そんな一生懸命でまっすぐな
子ライオンが、なんだかんだで
可愛いかったんじゃないのかな?
マシロなんか、こぉ~んなに
ちっちゃくてなぁ♪いやぁ~可愛いかった
あ~…だから
あまり理屈じゃないっていうかな
父さんが二人を受け入れるってより
二人が…子どもたちが
父さんを受け入れてくれるかどうか
そっちのがうんと心配だったなぁ(笑)』
『そういう・・・モン?』
『~人様はわからんけどな…♪
父さんは…そういうモンだと思うぞ。
まぁ…あとは、優人と真白が
お母さんの大切な
素直で優しい良い子たちだったからな
父さんはラッキーだったな?(笑)』
『…重たく…なかったの?』
『大切な女性(ひと)の
大切な〃宝物〃が・・・
重たい訳がないだろう優人~…♪』
柄でもないし…照れくせーしよ
改まって言うことも
口に出すことも絶対ないけどさ
俺・・・この人が父親で
本当に良かった。
子どもに接することもなかったからね
接し方も、よくわからんくてなぁ
そこに初めてみたのが
〃子ライオン〃だったもんだからもぉな(笑)』
『父さん…;💧一体なんの?』
『ハハハ…でもなぁ、優人のあの目を見て
父さんビビビっとしてなぁ~…
あぁ、この子は…こんな小さな成りして
お母さんを守ろうと必死で
吠えてるんだなぁ……ってな。
これはこれは、とても
大人のいい加減な取り繕いやウソでは
この子はごまかせないなぁと思ったものだ。
笑いかけてもツーン!とかしてなぁ(笑)
こいつは僕のお母さんを泣かせないのか?って
〃子ライオン〃は……いやいや(笑)
〃優人〃は必死で目を見張らせてたんだな
あれはきっと』
『・・・』
父親の口から
意外な事が語られた。
『だからな…この人を…お母さんを
絶対に幸せに出来ないんだったら
そんな半端なキモチで
この人と結婚したらダメだな、と
〃子ライオン〃に気付かされてだな
それからかな?不思議と
優人に接するようになって
優人が…初めて
〃おじちゃん遊んで〃って
言ってくれ時は、本当に嬉しかった』
素直にペラペラ喋るのは
酒のせいもあるけど
温厚で柔和な…この人の性格。
『まぁ、そんな一生懸命でまっすぐな
子ライオンが、なんだかんだで
可愛いかったんじゃないのかな?
マシロなんか、こぉ~んなに
ちっちゃくてなぁ♪いやぁ~可愛いかった
あ~…だから
あまり理屈じゃないっていうかな
父さんが二人を受け入れるってより
二人が…子どもたちが
父さんを受け入れてくれるかどうか
そっちのがうんと心配だったなぁ(笑)』
『そういう・・・モン?』
『~人様はわからんけどな…♪
父さんは…そういうモンだと思うぞ。
まぁ…あとは、優人と真白が
お母さんの大切な
素直で優しい良い子たちだったからな
父さんはラッキーだったな?(笑)』
『…重たく…なかったの?』
『大切な女性(ひと)の
大切な〃宝物〃が・・・
重たい訳がないだろう優人~…♪』
柄でもないし…照れくせーしよ
改まって言うことも
口に出すことも絶対ないけどさ
俺・・・この人が父親で
本当に良かった。