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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第15章 命の・・・重さ
「わかりました…」
看護師さんが一言…
うなずいて私から離れた
「先生・・・お願いします」
看護師が医師を呼んできた
・・・ここまでか。
バイバイ・・・。
ごめんね・・・ごめんね。
最低なお母さんで・・・ごめんね。
せっかく私の所に来てくれたのに
産んであげられなくて
ごめんね・・・。
天国に逝って・・・天使になって
また・・・生まれてきてね。
今度は・・・ちゃんと
私じゃない
あなたを守ってくれるお母さんの元で
元気に・・・幸せに生まれてきてね。
バイバイ・・・
バイバイ・・・。
「それでは、麻酔入れますよ」
医師が告げる
『・・・・・・』
「ゆっくり10数えてください
いいですか?・・・1……2……」
『………1……2……』
やだ・・・
いやだ・・・・・・
こわくてもいい
痛くてもいい
だけど・・・・・・いやだ・・・っ
いやだ・・・いやだよ・・・っ
「3……~~」
『・・・』
声が・・・出ない
どうしよう・・・手を挙げよう
『・・・』
体が・・・動かない・・・
どうしよう・・・まって
やめてよ・・・
いや・・・やめて・・・お願い
『まっ・・・・・・て』
「~~4………~~」
やめて・・・・・・やめて
・・・間に合わない
いやだ・・・いやだ・・・いやだいやだっ
やだ・・・やだやだやだ・・・やだ
やめて・・・っ
殺さないで・・・・・・っ
看護師さんが一言…
うなずいて私から離れた
「先生・・・お願いします」
看護師が医師を呼んできた
・・・ここまでか。
バイバイ・・・。
ごめんね・・・ごめんね。
最低なお母さんで・・・ごめんね。
せっかく私の所に来てくれたのに
産んであげられなくて
ごめんね・・・。
天国に逝って・・・天使になって
また・・・生まれてきてね。
今度は・・・ちゃんと
私じゃない
あなたを守ってくれるお母さんの元で
元気に・・・幸せに生まれてきてね。
バイバイ・・・
バイバイ・・・。
「それでは、麻酔入れますよ」
医師が告げる
『・・・・・・』
「ゆっくり10数えてください
いいですか?・・・1……2……」
『………1……2……』
やだ・・・
いやだ・・・・・・
こわくてもいい
痛くてもいい
だけど・・・・・・いやだ・・・っ
いやだ・・・いやだよ・・・っ
「3……~~」
『・・・』
声が・・・出ない
どうしよう・・・手を挙げよう
『・・・』
体が・・・動かない・・・
どうしよう・・・まって
やめてよ・・・
いや・・・やめて・・・お願い
『まっ・・・・・・て』
「~~4………~~」
やめて・・・・・・やめて
・・・間に合わない
いやだ・・・いやだ・・・いやだいやだっ
やだ・・・やだやだやだ・・・やだ
やめて・・・っ
殺さないで・・・・・・っ