この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第16章 瞬間(とき)の・・・悪戯
ガヤガヤ・・・ザワザワ


昼時で混み合うカフェは騒がしく
しまいには野次馬までいて(苦笑)


中々の居心地の悪さだぜ?


しょうがねぇ出るか?…席もいっぱいだ




マリアに連絡しようと
ケータイを出す




『?…』



マリアからっぽいメール






〃「そこうごかなで」〃






『???』





ちと笑いそうに(笑)


誤字脱字?…


てか…ひらがなかよっ(笑)


てか…どういう意味だ?


電話しても出ないし


〃そこうごかなで〃


・・・?





ザワザワ…




騒がしい雰囲気が
のんきに茶~飲んでた俺を
なんか焦らせる



「ねぇねぇ見てきた?」

「みたみた女の子逃げてったよ(笑)♪」

「フラれたな(笑)♪」




チッ……あ~ガヤガヤうっせぇ



なんか焦ってる俺は
マリアのメールを読み返す



そこうごかなで・・・?…ってよぉ




「なぁ警察呼ばなくて平気?」

「えー、そゆのとは違うんじゃ?」








そこうごかなで・・・?



ん~~…



素行・・・ごかなで?


そ・・・交互かなで?


そこうご・・・奏で?



そこう・・・ ・・・







そこ・・・うごかな(い)で・・・?









そこ(を)うごかな(い)で・・・?







〃「そこを動かないで」〃




???






ザワザワ…





「ってかアレだよな?まだやってるぜ」

「ねぇ大丈夫?!女の子転んでるよ!?」




ザワザワ…ガヤガヤ






「じゃお前助けてやれよ」

「え~…それは」




ガヤガヤうるさい客…野次馬の
声に邪魔されながら

俺は今まさに席を立とうとした
カフェのテラスで
マリアのメールの意味を考える。




ガヤガヤ・・・ザワザワ





「なんか・・・尋常じゃなくね?」

「ストーカーとか?」





『・・・・・・』



マリアのメールに気をとられてた俺は
不意に…と言うか、ようやく

その騒がしい声にも気をとられて
顔をあげた






『~~~~っ!!』

『○○~~!?□□!*#%@&!!!』

















運命は・・・



時々・・・イタズラをする

/1222ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ