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第16章 瞬間(とき)の・・・悪戯

『ちとコンビニ行ってくるわ
カギ持っていかねぇからワリィけど宜しく』


『うん、わかった。いってらっしゃい』







なんてことのないいつもの道を


なんてことない気持ちで歩く





こーゆーさ・・・〃いつもの～〃が

気の緩みになんのかな？



あ…カギもマリア任せに置いてきたしよ…

こりゃ・・・たるんでんなぁ俺



疲れてるとか言い訳してらんねぇし

ちと気を引き締めるか



何があるか・・・わかんねぇしな






って・・・俺




サイフ忘れてるし・・・バカか




ちと・・・注意が足りねぇなこの頃…







ピリピリ張りつめても困るし



程々って難しいよな？




線引きっつーかさ




何が吉と出て何が凶と出るか・・・




わかんねぇじゃん？







しかし・・・ちょっとした不注意ってのは


十分気をつけたいよな・・・






バカみてーだし


悔しいしよ




それこそ一瞬の判断ミスとか



わずか一瞬で・・・



とんでもないことになるとかよ・・・





そんなの・・・御免だからな