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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第16章 瞬間(とき)の・・・悪戯
叫んだミユが泣き崩れる



『なんのハナシだか…さっぱり
わかんねぇけど?』




俺は床に散乱したミユの上着を
拾って羽織らせた






『不倫なんて…最低なヤツのやることだよっ

不倫なんかに…幸せは待ってないんだから!

全部無くすよ?!シノくんも!その女も!』









『・・・・・・飲み過ぎだぞ』








『~~~~っ!!!』










『今のハナシ・・・
聞かなかったことにすっから…〃全部〃』







『・・・』





『じゃぁな?…また来週。オヤスミ』










バタン・・・








俺はようやくミユの部屋を出て
帰宅する






あぁ・・・今日はマリアが来てんだ

遅くなっちまったな




明日の休みは…寝過ごしそうだな



妙に疲れたぜ・・・









ウワサ・・・ウワサ・・・ウワサ






ほっとけ・・・





そう言いたい





だけど





火のない所に煙立たず・・・





それは俺が一番よく知っている。






でも・・・なぜだ





どこで…誰に何を見られて



誰が誰に何を言ったんだ・・・





最近色んなことが有りすぎた

マリアと外に出ることも…



あぁ・・・極めつけは
あの旦那の一件か?


あれが物語ってる



・・・世間はセマイ




隠せば隠すほど

思いがけないボロが出るのかもな




油断しようがしまいが・・・


出るもんは出ちまうのかもな…




それじゃ済まねぇことだけどよ







『ゆぅちゃん、おかえりなさい』


『マリア・・・起きてたのか?

夜更かししたらダメだろ?…』




マリアの顔を見ると…おのずと
安心した




『休んでたよ♪たまたま起きたの
お水のむ?』








今日は・・・疲れた










『ふふ…お仕事お疲れ様ゆっくり休んで』




『いいから…マリア・・・寝ろって』








そう言いつつも

俺はマリアの柔らかい膝で

死んだように眠った
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