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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第18章 捕らえられた・・・かごのとり
『・・・っ!』
マリアはもつれそうになりながら
玄関へと急いだ
『待てって・・・』
『やだっ・・・!』
手を捕まれてリビングに戻される
『話そうって言ってるだけだろう?』
『それなら…っ、どうして
約束やぶったりするのよ?!』
『はは…呆れたヤツだな
人前で話せないこともあるだろう?
二人きりの空間なら何も遠慮も
人目も気にせずちゃんと話せるだろ』
ギュゥゥ・・・
マリアの手首が締め付けられるように
どんどん圧迫される
『お願い、離して・・・!
人目をはばかるような話なら
弁護士と…っ』
『・・・』
ドンっ…
ガタっ・・・
『…っ・・・いっ…』
カズキがマリアを
ソファに突き飛ばして
のしかかった
『・・・!?…やっ・・・
なにす…んっ…やめて・・・っ』
ギュウッ・・・
『・・・』
カラン・・・
カズキがマリアを押さえつけたまま
ソファの前のテーブルに置いてある
グラスに手をのばす
テーブルには
グラスに入った飲み物・・・そして
アルコール度数の高い
ウイスキーのボトル・・・
『・・・!?…なに・・・?!カズ…キ…っ』
『・・・』
『うっ・・・!…~~ムゥ…ん~っ…』
和樹がグラスの酒を口に含むと
ソファに寝かせたマリアの顔を押さえつけて
無理矢理に口移ししてきた
『~~っ!ゲホっ…カハッ・・・ゴホゴホっ』
『・・・~~ゴク…』
一口・・・また一口
和樹がマリアの口に
ウイスキーを流し込む
マリアが極端に
アルコールに弱いこと
摂取すれば眠ってしまうことは
当然わかっていて・・・
マリアはもつれそうになりながら
玄関へと急いだ
『待てって・・・』
『やだっ・・・!』
手を捕まれてリビングに戻される
『話そうって言ってるだけだろう?』
『それなら…っ、どうして
約束やぶったりするのよ?!』
『はは…呆れたヤツだな
人前で話せないこともあるだろう?
二人きりの空間なら何も遠慮も
人目も気にせずちゃんと話せるだろ』
ギュゥゥ・・・
マリアの手首が締め付けられるように
どんどん圧迫される
『お願い、離して・・・!
人目をはばかるような話なら
弁護士と…っ』
『・・・』
ドンっ…
ガタっ・・・
『…っ・・・いっ…』
カズキがマリアを
ソファに突き飛ばして
のしかかった
『・・・!?…やっ・・・
なにす…んっ…やめて・・・っ』
ギュウッ・・・
『・・・』
カラン・・・
カズキがマリアを押さえつけたまま
ソファの前のテーブルに置いてある
グラスに手をのばす
テーブルには
グラスに入った飲み物・・・そして
アルコール度数の高い
ウイスキーのボトル・・・
『・・・!?…なに・・・?!カズ…キ…っ』
『・・・』
『うっ・・・!…~~ムゥ…ん~っ…』
和樹がグラスの酒を口に含むと
ソファに寝かせたマリアの顔を押さえつけて
無理矢理に口移ししてきた
『~~っ!ゲホっ…カハッ・・・ゴホゴホっ』
『・・・~~ゴク…』
一口・・・また一口
和樹がマリアの口に
ウイスキーを流し込む
マリアが極端に
アルコールに弱いこと
摂取すれば眠ってしまうことは
当然わかっていて・・・