この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第18章 捕らえられた・・・かごのとり
『・・・ぅ』
目が覚めると
マリアは天井を見上げる形になっていた
なにもない・・・
殺風景な部屋が
自分の住んでいた部屋だと気づく
〃気持ちわるい・・・吐きそう〃
舌に残る酒の味やニオイに
吐き気をもよおす
引きずるように体を起こすが
思うように動けない
体が・・・足が鉛のよう
それは、そのはずだった
・・・ジャラ・・・
『・・・!?』
足首に何かが巻き付いていた
『ぇ……』
〃うそ・・・〃
マリアが家を出て
何も無くなった部屋に
マットレスとテーブルだけが置かれてあって
マリアはマットの上で目を覚ました
〃何…考えてるの?・・・あの人〃
少しフラつく頭を起こしながら
置かれた状況・・・状態に
愕然とする
足首に巻かれたロープや鎖…
〃・・・痛い〃
足首からテーブルの脚にまで
延びているそれを
何となく引っ張ってみる
ガチャ・・・ガチャガチャ
『・・・・・・』
ゾク・・・
〃いくらなんでも…こういうことを
する人だったかな・・・〃
マリアは身震いした
何を考えてるの?
なにがしたいの?
私が・・・わるいから?
仕方ない・・・のかな
まともな感覚が…鈍っていくような
そんな気持ちになる
息苦しい…
頭が変になりそう
ここから・・・出たい
目が覚めると
マリアは天井を見上げる形になっていた
なにもない・・・
殺風景な部屋が
自分の住んでいた部屋だと気づく
〃気持ちわるい・・・吐きそう〃
舌に残る酒の味やニオイに
吐き気をもよおす
引きずるように体を起こすが
思うように動けない
体が・・・足が鉛のよう
それは、そのはずだった
・・・ジャラ・・・
『・・・!?』
足首に何かが巻き付いていた
『ぇ……』
〃うそ・・・〃
マリアが家を出て
何も無くなった部屋に
マットレスとテーブルだけが置かれてあって
マリアはマットの上で目を覚ました
〃何…考えてるの?・・・あの人〃
少しフラつく頭を起こしながら
置かれた状況・・・状態に
愕然とする
足首に巻かれたロープや鎖…
〃・・・痛い〃
足首からテーブルの脚にまで
延びているそれを
何となく引っ張ってみる
ガチャ・・・ガチャガチャ
『・・・・・・』
ゾク・・・
〃いくらなんでも…こういうことを
する人だったかな・・・〃
マリアは身震いした
何を考えてるの?
なにがしたいの?
私が・・・わるいから?
仕方ない・・・のかな
まともな感覚が…鈍っていくような
そんな気持ちになる
息苦しい…
頭が変になりそう
ここから・・・出たい