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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第18章 捕らえられた・・・かごのとり
ガチャ・・・
『マリア・・・メシだぞ』
ドサ…
仕事から帰ったカズキが
マリアの前のテーブルに
夕飯の入った袋を置く
……どことなく
ニヤニヤと笑いながら
『・・・・・・』
『……フフッ』
マリアが逃げようとした形跡がある…
そんなものは一目瞭然だ
カズキは勝ち誇ったみたいに
マリアを見下ろしてニヤついていた
ガシ……っ
『・・・っ』
カズキがマットの上で膝を抱えて
うつむくマリアの頬を
乱暴に掴み挙げて顔を覗きこむ…
『……ちっとも食べてないだろう?』
『・・・』
『しっかり体つくらないと…
丈夫な子が産めないぞ?』
『・・・』
ドックンドックン・・・
マリアは怯えて冷や汗をかいていた
カチカチ・・・
手が震えて箸が上手く持てない
『うっ・・・』
〃味が・・・わからない〃
戻しそうになりながら
マリアは少しだけ食べ物を飲み込む
シャワーを浴びて部屋に戻ると
カズキがグラスと酒のボトルを手に
部屋に入ってくる
ゴト・・・
それらをテーブルに置くと
カズキはニヤニヤしながら
マットの上で座るマリアに近づいた
『ふふっ・・・』
『・・・・・・!?』
カズキ自身は既に酒が入って
少し酔っている
『まりあ・・・』
『……っ!・・・ゃ……っ』
マリアは反射的に後退りして
壁の隅っこまでひっこんだ
『・・・フフッ』
『・・・やめて』
ドサ・・・
『いや・・・っ・・・』
マリアはマットの上に押し倒された
『・・・~』
『・・・っ…!!』
酒くさい吐息がマリアにかかる
グチュ・・・
『・・・ぃ…っ』
カズキがマリアの首筋に噛み付く
『フフッ・・・例え俺が
犬や猫並の浅知恵になったとしても
知恵比べしてお前に劣るほど
落ちぶれたりしないから…安心しろ』
『マリア・・・メシだぞ』
ドサ…
仕事から帰ったカズキが
マリアの前のテーブルに
夕飯の入った袋を置く
……どことなく
ニヤニヤと笑いながら
『・・・・・・』
『……フフッ』
マリアが逃げようとした形跡がある…
そんなものは一目瞭然だ
カズキは勝ち誇ったみたいに
マリアを見下ろしてニヤついていた
ガシ……っ
『・・・っ』
カズキがマットの上で膝を抱えて
うつむくマリアの頬を
乱暴に掴み挙げて顔を覗きこむ…
『……ちっとも食べてないだろう?』
『・・・』
『しっかり体つくらないと…
丈夫な子が産めないぞ?』
『・・・』
ドックンドックン・・・
マリアは怯えて冷や汗をかいていた
カチカチ・・・
手が震えて箸が上手く持てない
『うっ・・・』
〃味が・・・わからない〃
戻しそうになりながら
マリアは少しだけ食べ物を飲み込む
シャワーを浴びて部屋に戻ると
カズキがグラスと酒のボトルを手に
部屋に入ってくる
ゴト・・・
それらをテーブルに置くと
カズキはニヤニヤしながら
マットの上で座るマリアに近づいた
『ふふっ・・・』
『・・・・・・!?』
カズキ自身は既に酒が入って
少し酔っている
『まりあ・・・』
『……っ!・・・ゃ……っ』
マリアは反射的に後退りして
壁の隅っこまでひっこんだ
『・・・フフッ』
『・・・やめて』
ドサ・・・
『いや・・・っ・・・』
マリアはマットの上に押し倒された
『・・・~』
『・・・っ…!!』
酒くさい吐息がマリアにかかる
グチュ・・・
『・・・ぃ…っ』
カズキがマリアの首筋に噛み付く
『フフッ・・・例え俺が
犬や猫並の浅知恵になったとしても
知恵比べしてお前に劣るほど
落ちぶれたりしないから…安心しろ』