この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第20章 二人の罪・・・そして罰
『マリア・・・お前は
どうする気なんだよ?
この先…これから、さ』
少し・・・トーンを落として
マリアに聞く
『あそこに…戻るのか?まさかな・・・』
『いくらなんでも、それはないよ…
弁護士さんに連絡したり
色々報告もあるから、やることは山積み』
『俺は・・・さ
待ってたらいいのか?』
『ぇ・・・』
マリアの声が
少し震えて動揺したのがわかる
『このまま、一緒にいれば
なんらかの形でボロがでる・・・
どこで、なにがあるかわからない
今までもそうだ
マリアの考えも…気持ちも
よくわかったよ』
だから・・・別れを選ぶ
それを、受け入れる
だけど・・・
『俺が…直接してやれることは
確かにないかもしんねぇよ
俺がマリアといることは
百害あって一利なしかもしれねぇ』
『ゆぅちゃん…それは』
『わかってる…
別に皮肉言っているんじゃねぇよ
そうじゃなくて、そのあとは』
『・・・その、あと…』
『いつになるか…何年とかかかんのか
知らねえけどさ
それが片付いた…そのあとは
マリアは、どうすんだよ?』
『・・・』
『俺は・・・待ってたらいけねぇのか?』
冷静に…新たに話したのは
別れを経た
そのあとのことだった
どうする気なんだよ?
この先…これから、さ』
少し・・・トーンを落として
マリアに聞く
『あそこに…戻るのか?まさかな・・・』
『いくらなんでも、それはないよ…
弁護士さんに連絡したり
色々報告もあるから、やることは山積み』
『俺は・・・さ
待ってたらいいのか?』
『ぇ・・・』
マリアの声が
少し震えて動揺したのがわかる
『このまま、一緒にいれば
なんらかの形でボロがでる・・・
どこで、なにがあるかわからない
今までもそうだ
マリアの考えも…気持ちも
よくわかったよ』
だから・・・別れを選ぶ
それを、受け入れる
だけど・・・
『俺が…直接してやれることは
確かにないかもしんねぇよ
俺がマリアといることは
百害あって一利なしかもしれねぇ』
『ゆぅちゃん…それは』
『わかってる…
別に皮肉言っているんじゃねぇよ
そうじゃなくて、そのあとは』
『・・・その、あと…』
『いつになるか…何年とかかかんのか
知らねえけどさ
それが片付いた…そのあとは
マリアは、どうすんだよ?』
『・・・』
『俺は・・・待ってたらいけねぇのか?』
冷静に…新たに話したのは
別れを経た
そのあとのことだった