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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第23章 逃避行・・・
ガチャガチャ・・・バン…!
いかにもラブホ…ってホテルの一室を
手荒く開けて
マリア・・・ソイツの手を引いて
中に入る
『ねぇ…、…ちょっと…っ』
困り果てたようにオドオドしている
ソイツに背を向けて俺は
いかにもいかにも、感じ悪く
サイフの有り金を乱雑に
投げつけた
『ねぇ…ちょっと…・・・!?』
『不足なら言って?後で渡すから
~あぁ安心して、バックレたりしないから』
『そんなこと…言ってない…っ
そうじゃなくて・・・っ』
『~・・・早く脱いでよ
ジャスミンちゃん?』
俺は背を向けたまま
ネクタイや暑苦しいシャツを
さっさと取り払った
『~~~~っ』
『ふっ・・・脱がしてほし~の?』
『・・・っ、やめて』
『〃仕事〃だろーが・・・?
生活かかってるだろぉ…
早くしてくれよジャスミンチャン…』
『その呼び方・・・やめて』
『客のオッサンに呼ばれてたろ?
それが今のナマエじゃねぇの?』
『あの人が…勝手につけただけ』
『ケッ…なんだそりゃ
あ~、外人みてぇだからか?
しっかし・・・ひっでぇイデタチだな』
俺は自分の嘆きたいような感情を
ごまかすように
マリアに暴言に近い言葉を
散々に浴びせ続けた…
『・・・ほっといてよ
いいじゃない別に…〃着れれば〃何でも』
『・・・。…へぇ
客にもらったの?
その〃お衣装〃は、さ…』
『別に何だっていいでしょ
…〃御厚意〃で頂いたものだもの』
売れっ子キャバ嬢みてぇな
言い方しやがって…
ま…しかし、それは納得
生活状況も然り
自分で選んだとは到底思えない服…
マリアを〃買った〃オヤジ共に
ますますの怒りが湧く俺は
八つ当たりみたいに、わざわざ
マリアに汚い言葉を吐く
『ふぅん・・・じゃ〃ビジネス〃だ
さっさと〃始めよう〃ぜ・・・』
マリアらしからぬ…
露出の多い…下品な服に
手をかける・・・
いかにもラブホ…ってホテルの一室を
手荒く開けて
マリア・・・ソイツの手を引いて
中に入る
『ねぇ…、…ちょっと…っ』
困り果てたようにオドオドしている
ソイツに背を向けて俺は
いかにもいかにも、感じ悪く
サイフの有り金を乱雑に
投げつけた
『ねぇ…ちょっと…・・・!?』
『不足なら言って?後で渡すから
~あぁ安心して、バックレたりしないから』
『そんなこと…言ってない…っ
そうじゃなくて・・・っ』
『~・・・早く脱いでよ
ジャスミンちゃん?』
俺は背を向けたまま
ネクタイや暑苦しいシャツを
さっさと取り払った
『~~~~っ』
『ふっ・・・脱がしてほし~の?』
『・・・っ、やめて』
『〃仕事〃だろーが・・・?
生活かかってるだろぉ…
早くしてくれよジャスミンチャン…』
『その呼び方・・・やめて』
『客のオッサンに呼ばれてたろ?
それが今のナマエじゃねぇの?』
『あの人が…勝手につけただけ』
『ケッ…なんだそりゃ
あ~、外人みてぇだからか?
しっかし・・・ひっでぇイデタチだな』
俺は自分の嘆きたいような感情を
ごまかすように
マリアに暴言に近い言葉を
散々に浴びせ続けた…
『・・・ほっといてよ
いいじゃない別に…〃着れれば〃何でも』
『・・・。…へぇ
客にもらったの?
その〃お衣装〃は、さ…』
『別に何だっていいでしょ
…〃御厚意〃で頂いたものだもの』
売れっ子キャバ嬢みてぇな
言い方しやがって…
ま…しかし、それは納得
生活状況も然り
自分で選んだとは到底思えない服…
マリアを〃買った〃オヤジ共に
ますますの怒りが湧く俺は
八つ当たりみたいに、わざわざ
マリアに汚い言葉を吐く
『ふぅん・・・じゃ〃ビジネス〃だ
さっさと〃始めよう〃ぜ・・・』
マリアらしからぬ…
露出の多い…下品な服に
手をかける・・・