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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第24章 二人だけの誓い・・・
マリアの目に涙が滲んだ
『これまでのことも…昨日までのことも
マリアの…苦しかったこと
辛かったこと……痛かったこと
恐かったこと・・・全部
例え時間がかかっても
俺が全部・・・忘れさせてやるから』
『ゆぅちゃん・・・』
『何年かかっても・・・』
苦しいことの何倍も…
忌まわしい記憶よりも深くて濃い
そんな…幸せな記憶を
マリアに作ってやりたいんだ
これからは・・・ずっと
マリアが苦しんだ年月よりも沢山
マリアのこの先の人生は
マリアらしく笑顔に溢れた人生を
送らせてやりたいんだ
俺の…この先の人生をかけてさ
何年かけても
ずっと…マリアを幸せに
こいつだけは・・・誰よりも幸せに、さ
『マリアがウマイ空気吸って
沢山メシ食ってさ
さっきみたいに…はしゃいでさ
そんな風に生きる
それを…必ず実現させるから
そんな人生を…マリアと生きたいからさ
何年…かかっても、俺』
俺自身に言い聞かせる
俺自身の〃腹〃が決まる…
そんな言葉でもあった
『っう…っ、うぅ…っ…ァウ…っ』
マリアは反対向いて嗚咽もらして
泣き出した
『ケッコン…1回失敗したぐらいでさ
人生丸つぶれになってらんねぇぜ?
人の一生って…わりと長そうだろ?
心折れるにはちょっと早いぜ…な?』
『うっ…うっ・・・ぅうぁぁんっ』
『ふふ・・・ヨシヨシ(笑)』
振り向いたマリアを胸に抱えて
頭や背中を撫でた
マリアが泣き止んで落ち着く頃
どちらからともなく
抱き合って…唇を重ねた
マリアは…やっと
俺の背に両手を回して
抱き返してくれた
めちゃくちゃ甘えてるようで
ちょっと色っぽく・・・
呼吸も止まるくらい
メチャクチャにキスして
手を繋いでは腕を絡め
舌を絡め…
くっつき様がないくらいくっついて
脚を絡めていく
『マリア・・・マリアが好きだ』
『ゆぅちゃん・・・』
まだ目に残るマリアの涙を
拭いとって抱きしめる
『ゆぅちゃん・・・大好き』
マリアの声が…ぬくもりが
俺の全身を包み込んだ
『これまでのことも…昨日までのことも
マリアの…苦しかったこと
辛かったこと……痛かったこと
恐かったこと・・・全部
例え時間がかかっても
俺が全部・・・忘れさせてやるから』
『ゆぅちゃん・・・』
『何年かかっても・・・』
苦しいことの何倍も…
忌まわしい記憶よりも深くて濃い
そんな…幸せな記憶を
マリアに作ってやりたいんだ
これからは・・・ずっと
マリアが苦しんだ年月よりも沢山
マリアのこの先の人生は
マリアらしく笑顔に溢れた人生を
送らせてやりたいんだ
俺の…この先の人生をかけてさ
何年かけても
ずっと…マリアを幸せに
こいつだけは・・・誰よりも幸せに、さ
『マリアがウマイ空気吸って
沢山メシ食ってさ
さっきみたいに…はしゃいでさ
そんな風に生きる
それを…必ず実現させるから
そんな人生を…マリアと生きたいからさ
何年…かかっても、俺』
俺自身に言い聞かせる
俺自身の〃腹〃が決まる…
そんな言葉でもあった
『っう…っ、うぅ…っ…ァウ…っ』
マリアは反対向いて嗚咽もらして
泣き出した
『ケッコン…1回失敗したぐらいでさ
人生丸つぶれになってらんねぇぜ?
人の一生って…わりと長そうだろ?
心折れるにはちょっと早いぜ…な?』
『うっ…うっ・・・ぅうぁぁんっ』
『ふふ・・・ヨシヨシ(笑)』
振り向いたマリアを胸に抱えて
頭や背中を撫でた
マリアが泣き止んで落ち着く頃
どちらからともなく
抱き合って…唇を重ねた
マリアは…やっと
俺の背に両手を回して
抱き返してくれた
めちゃくちゃ甘えてるようで
ちょっと色っぽく・・・
呼吸も止まるくらい
メチャクチャにキスして
手を繋いでは腕を絡め
舌を絡め…
くっつき様がないくらいくっついて
脚を絡めていく
『マリア・・・マリアが好きだ』
『ゆぅちゃん・・・』
まだ目に残るマリアの涙を
拭いとって抱きしめる
『ゆぅちゃん・・・大好き』
マリアの声が…ぬくもりが
俺の全身を包み込んだ