この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第24章 二人だけの誓い・・・
マリアは俺の答えに…
明確に応えてはくれなかった
まぁ…俺の意向に過ぎないから
最終的に選ぶのは、もちろんマリアだ
とりあえずは…俺は言及しなかった
とりあえずは・・・だけどな
ショッピングモールで
少し遅い朝食を取りながら
核心部は、どことなく避けて
話を続けた
チラチラ…
田舎の広いショッピングモール
中々の見応えあり…
と言うより…何も持たない俺らにとって
便利な場所だった
『マリアあとは買うもんないか?』
『うん…着替えも増えたし♪大丈夫
まだ昼間だけど…泊まるとこ、どうしよう?』
『あ…それもそうだな
~わりぃ…ちと買い忘れたモンある
先車行ってて?』
マリアにキーを渡して一度はなれた
『・・・』
・・・。
『お待たせ…』
『ぅん…~』
眠そうなマリア(笑)
まぁ…ゆっくりって言っても
ゆっくり寝てはいないからな
寝床はちゃんと確保しないとな
『なぁマリア?…さっき車から
見えたんだけどさ』
『ん~?』
少し目をこするマリアを乗せて
また移動した
『あっ…ゆぅちゃん・・・止まって?』
『???』
途中…マリアが降りたがった場所
海・・・
の、前に・・・・・・花屋
『ふふ・・・可愛い』
小さなブーケを手にして
マリアは車に戻ってきた
そしてたどり着いた…今朝の海岸
・・・。
『ちょっと行ってくるね?』
『一緒に・・・行っていいか?』
『?……うん』
なんとなく・・・思い当たった
ちゃぽん…
マリアは
灯籠流しのように
買ってきた花と…コンビニに売ってるような
子どものお菓子のついたおもちゃを
そっと・・・海に流した
『・・・』
ザザー・・・ザザー
押し寄せては引き返す…
波音の中で
マリアはそっと・・・手を合わせた
明確に応えてはくれなかった
まぁ…俺の意向に過ぎないから
最終的に選ぶのは、もちろんマリアだ
とりあえずは…俺は言及しなかった
とりあえずは・・・だけどな
ショッピングモールで
少し遅い朝食を取りながら
核心部は、どことなく避けて
話を続けた
チラチラ…
田舎の広いショッピングモール
中々の見応えあり…
と言うより…何も持たない俺らにとって
便利な場所だった
『マリアあとは買うもんないか?』
『うん…着替えも増えたし♪大丈夫
まだ昼間だけど…泊まるとこ、どうしよう?』
『あ…それもそうだな
~わりぃ…ちと買い忘れたモンある
先車行ってて?』
マリアにキーを渡して一度はなれた
『・・・』
・・・。
『お待たせ…』
『ぅん…~』
眠そうなマリア(笑)
まぁ…ゆっくりって言っても
ゆっくり寝てはいないからな
寝床はちゃんと確保しないとな
『なぁマリア?…さっき車から
見えたんだけどさ』
『ん~?』
少し目をこするマリアを乗せて
また移動した
『あっ…ゆぅちゃん・・・止まって?』
『???』
途中…マリアが降りたがった場所
海・・・
の、前に・・・・・・花屋
『ふふ・・・可愛い』
小さなブーケを手にして
マリアは車に戻ってきた
そしてたどり着いた…今朝の海岸
・・・。
『ちょっと行ってくるね?』
『一緒に・・・行っていいか?』
『?……うん』
なんとなく・・・思い当たった
ちゃぽん…
マリアは
灯籠流しのように
買ってきた花と…コンビニに売ってるような
子どものお菓子のついたおもちゃを
そっと・・・海に流した
『・・・』
ザザー・・・ザザー
押し寄せては引き返す…
波音の中で
マリアはそっと・・・手を合わせた