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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第26章 運命は・・・先着順?

聞き間違え・・・?
見間違えだろうか・・・?
結局俺は、ギョッとした人間の一人になる
マリア・・・?
『はぁ~~ぁ・・・こんな
かったるい事になるなんて
なんて運がないのかなぁ、あたし~…』
『・・・』
そりゃ・・・どういう
『ちょっと!まりあさんっ?!
なんのマネなのっ!!?』
もっとも顕著に反応してくれたのは
やはり先方…
高血圧、糖尿まっしぐらみたいな
マリアの姑
そして、そのマリアは
椅子にドカっと腰かけて
脚を組み
オデコのあたりから
髪の毛を思い切りかきあげて
ヘラヘラと笑ったような
ふてくされたような顔をして
…ふんぞり返っていた
見慣れない…?
どころか
俺の全く知らない…
見たことのないマリア
とてもじゃないが
本人らしからぬ…
分かりやすく言えば
めちゃくちゃ下品な仕草・・・
〃マリア・・・?一体…〃
『だぁかぁらぁ~~・・・
〃たかが浮気〃したくらいで
なぁんでこんな事になるの~?って
暇潰しとか?ストレス発散で
みーんなやってるのに
あたしだけ本っ当ツイてな~い
〃たかが遊び〃なのに・・・フン』
『ぇ・・・』
思わず漏らした俺の声に
マリアは呼ばれるように
こちらを・・・初めて俺の目をみた
『こ…のぉ……恥知らずがぁ~~っ!!』
火山の大噴火な姑を前に
マリアはクスクスと笑いだした
『ふふっ…あら、やだ
なにかと〃経験豊富な〃お義母さんが
そんなにムキになって驚くことです?
まぁた血圧が上がりますよ?』
『気でも狂ったのか!この嫁はぁ~~!?
ああっ!…嫁だなんてっ!
嫁だなんて認めません!!
お義母さんなんて!二度と呼ばせないわ!』
『あははっ…~結構です
誰も呼びたくて呼んでるワケじゃ
ありませんから?
○○家の嫁は~なんて?
明治や江戸じゃあるまいし~
今は西暦何年だとお思いでして?
そんな〃化石〃みたいな言葉を聞くのも
うんっっざりしてましたから私~』
『おだまりなさいっ!!!
このっ・・・このっ・・・
ろくでなし!汚らわしい!
和樹に!和樹に土下座しなさぁい!』
マリア・・・
見間違えだろうか・・・?
結局俺は、ギョッとした人間の一人になる
マリア・・・?
『はぁ~~ぁ・・・こんな
かったるい事になるなんて
なんて運がないのかなぁ、あたし~…』
『・・・』
そりゃ・・・どういう
『ちょっと!まりあさんっ?!
なんのマネなのっ!!?』
もっとも顕著に反応してくれたのは
やはり先方…
高血圧、糖尿まっしぐらみたいな
マリアの姑
そして、そのマリアは
椅子にドカっと腰かけて
脚を組み
オデコのあたりから
髪の毛を思い切りかきあげて
ヘラヘラと笑ったような
ふてくされたような顔をして
…ふんぞり返っていた
見慣れない…?
どころか
俺の全く知らない…
見たことのないマリア
とてもじゃないが
本人らしからぬ…
分かりやすく言えば
めちゃくちゃ下品な仕草・・・
〃マリア・・・?一体…〃
『だぁかぁらぁ~~・・・
〃たかが浮気〃したくらいで
なぁんでこんな事になるの~?って
暇潰しとか?ストレス発散で
みーんなやってるのに
あたしだけ本っ当ツイてな~い
〃たかが遊び〃なのに・・・フン』
『ぇ・・・』
思わず漏らした俺の声に
マリアは呼ばれるように
こちらを・・・初めて俺の目をみた
『こ…のぉ……恥知らずがぁ~~っ!!』
火山の大噴火な姑を前に
マリアはクスクスと笑いだした
『ふふっ…あら、やだ
なにかと〃経験豊富な〃お義母さんが
そんなにムキになって驚くことです?
まぁた血圧が上がりますよ?』
『気でも狂ったのか!この嫁はぁ~~!?
ああっ!…嫁だなんてっ!
嫁だなんて認めません!!
お義母さんなんて!二度と呼ばせないわ!』
『あははっ…~結構です
誰も呼びたくて呼んでるワケじゃ
ありませんから?
○○家の嫁は~なんて?
明治や江戸じゃあるまいし~
今は西暦何年だとお思いでして?
そんな〃化石〃みたいな言葉を聞くのも
うんっっざりしてましたから私~』
『おだまりなさいっ!!!
このっ・・・このっ・・・
ろくでなし!汚らわしい!
和樹に!和樹に土下座しなさぁい!』
マリア・・・

