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梅の湯物語
第10章 味噌おでん はじめました
「柏木さん、R大の紅葉綺麗でしたね」

桜が目をキラキラさせながら雅人を見上げた。

「ねえ、桜ちゃん
 いつになったら名前で呼んでくれるの?」

雅人がちょっと拗ねた顔をする。

「あ...」

桜はうつ向いて顔を赤らめた。


その時ビュンと二人の間を駆け抜けていく子供

「翔、健人待ちやがれ」

亮太がチビを小脇に抱えて走ってくる

「キヤッ」

勢いで飛ばされそうになった桜はしっかり雅人の胸のなか

「桜ちゃんごめんよ」

亮太は走りながら謝ったが
二人を見るとニヤリと笑いながら皿を差し出した。

「お詫びだ。食べてくれ」

発泡スチロールの皿に乗せられた味噌田楽
 
雅人は差し出された皿を受け取っていた。





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