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蕾の開く頃
第8章 初めての彼氏
クリクリクリクリ…

『はあっ、んあっ』

『おっきなクリだね…彼氏におっきくされたの?それとも…』

クリクリクリクリ…

『あっ…んん…じ、自分で…』


『よっぽど好きなんだね』

『華…好きなの…クリちゃん…』

『華っていうんだ』

男性は華にキスをした。


『んっ…ふ…あっ…』

『華はエッチが好きなんだね』

『好きなの…お兄さんも?』

『克哉…って呼んで』

『か…つやも?』

『そっ』

克哉は華の胸を揉んだ。

『あっ…』

『小ぶりで可愛いなぁ…』

コンコンコンコン…


『すいません、入ってますかー?』

『あぁ…すいません、入ってます』

他のお客さんなのか、外に誰かいるようだ。

『華、残念だけどここまでか…』

そういって紙切れを取り出し何かを書き出した。

『連絡待ってる』

そう言って華に連絡先を渡した。

『パンツはいて?開けるよ?』

『あっ、待って…』

華は急いで鞄からパンツを取り出し、履いた。

トイレから出るとトイレ待ちの人は二人で出てきたことにビックリしていた。

あたしは恥ずかしくなり、下を向いてコンビニを出た。


『克哉…』


『ん?』


スタスタと行く克哉を知らぬ間に追いかけていた。

『あ、あの…』

『今日はこのあと予定あるんだ、またな』

そう言って克哉は行ってしまった。
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