この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ぼでぃ・ぴろぅ
第2章 2
すぐさま、背中に張り付いて、ニオイを嗅いでくる。
「岩しげのニオイって安心する」
はは…やっぱ、ラベンダー系のフェロモンでも放出してんのかオレ。ちょっと照れるな。
「そ、そうなんですか」
「おじいちゃん家みたいなニオイ」
げっ!それって褒められてないよね?なんで、和室だから?オレのフェロモン…ラベンダーじゃなくてイ草じゃねーか!
「眠れそうですか?」
「うん。腕貸して」
そう言うと、オレの二の腕をフニフニし始めた。結局、理由は聞けなかったな…今日は寝不足のせいで寝落ちるのは早かった。
10フニくらい。
すぐに動いたら起こしてしまうかと思って、しばらくじっとして様子を伺う。スースーと寝息が聞こえるから大丈夫かな。静かにそうっと体を起した。
こんなことで簡単に寝れるんだな。自分の二の腕をフニフニ触りながら振り向くと、また様子を伺う。乱れたタオルケットの端っこを摘まんでお腹に掛け直してあげたりなんかして。
幸せそうに眠る多仲さんを見届けて立ち上がろうとしたその時、ついうっかりケツに目がいってしまった。
小さくてぷりっとしたケツ。あまり大きいのは好きじゃない、丁度こんな感じのケツが理想だ。女性のおしりは柔らかいんだろうなと思いながら無意識にケツを揉んでいた。
やばいっ!逃げるように多仲さんの家を後にした。