この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ぼでぃ・ぴろぅ
第3章 3


空けられたスペースに背を向けて横になると、途端に多仲さんの腕がオレの腕に伸びてくる。

背中には熱い息を感じる。ニオイを嗅いでるんだろう…今日はちょっと興奮して汗ばんだから、嗅がれるの嫌なんだけど。

「パンティって…んふっ」

眠そうな甘えた声でオレの言った言葉をからかってくる。

「お、おかしいですか?」

「んーん、イモいよ」

イモい?それはダサいってことだろ?なんなんだよ、この人は!せっかく気持ちよくさせてやったのに、失礼なことばっか言いやがって!

「エモいみたいなもんだよ?岩しげっぽくていいって意味」

うーむ、エモいってなんだ?全然、いい意味に取れないんですけどぉっ!

「また来週も寝かしつけに来てくれる?」

「それはいいですけど…」

「よかった…」

そう言ってオレの腕をゆっくりとフニフニし始め…5フニで寝落ちた。早っ!

10分くらいやり過ごして、ゆっくりと起き上がった。

天使のような寝顔を見てオレは思う。失礼な発言が無ければな…こんな金髪じゃ無ければな…おぞましい爪も無ければな…

まっ、所詮オレはしもべだから、抱き枕だから、多仲さんと恋愛なんて、考えるだけ無駄。

小さなタオルケットをお腹に掛け直して、静かに部屋を出た。

/64ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ