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第4章 ボーリングでイタズラ

スカートが広がる感触と共に着地。
結構広がったと思うが少し飛んだくらいじゃ見えないだろう。そこまでのミニスカじゃないし。少しドキドキしながら椅子に戻ると彼が教えてくれた。
「 3人ともチラチラ見てたよ。 」
そう言われて私はさらにドキッとした。でもまだ恥ずかしさが強い。
「 でも、俺からも見えなかったからまだ見られてないと思うよ。」
「 だよね。そんな派手に飛んだわけじゃないし。」
「 まあ今ので彼らも見えるかもって思ったと思うけどね。」
「 恥ずかしいなぁ。でも気持ち悪いって感じは無いかな。」
「 そっか。じゃあ続けてみようか。どういう反応するかな〜。楽しみだ。」

そう言われて私はもう一回ギリギリの動きをした後、彼の期待に応えて少しだけ見せてみることにした。
次の番、私はワザと端を狙いミスをしてしゃがみこむ。体は少しだけ彼らの方に向ける。膝は立てた状態でお尻はついてない。彼からは見えただろうが彼らからはギリギリ中は見えないだろう。
そして二投目……。
私は力んだフリをしてガーターを叩き出す。
「 嘘〜っ！」
と言って手で顔を隠しながらまたしゃがむ。今度は顔は彼に向いているが、体は彼らに向ける。彼らのうち1人は立っていて上からだと見えなかったかもしれない。でも座っていた2人からは見えたと思う。大きめのリアクションだったので彼らもこっちを見たと思うがどうだろう。椅子に戻るとやっぱり彼が教えてくれた。
「 チラ見って言うか。何秒か見てたよ。あれは見えてたでしょ。」
「 だって。そういう風にしゃがんだから。そういうのが見たかったんでしょ？」
「 だね。ちょっと興奮してきた。」
「 やめて。恥ずかしい！」
「 でも佳奈もすぐ立たないで少し待ってから立ったじゃん。興奮した？」
「 興奮っていうか、ドキドキしてる。まだ恥ずかしいよ。」
「 ドキドキって興奮してるんじゃないの？」
「 違うから！恥ずかしくてドキドキしてるの！」

そう言いながら私は次はどうしようか考えていた。さっきのではTバックなのは分からなかっただろう。でも後ろを見せるのはなかなか難しい。派手に投げるか転ぶかくらいしか思いつかない。
考えてるうちにすぐ私の番が回ってきた。