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人魚島
第2章 人魚島
老婆が麦茶が乗った盆を両手に座敷に入って来た。

『私は静枝、じぃさんは宗一、アンタのお名前は?』

静枝さんが老眼鏡を掛け直しながら正座した。

『篠山春樹です』

『春樹さん?また可愛いらしい顔立ちやねぇ』

ニコニコ目蓋にシワを寄せながら静枝さんが麦茶の入ったアサヒビールのロゴマークが印刷コピーされたグラスをゆっくりコトッと置いた。
滴が流れていた。
美味そうだ。

『頂きます』

僕はゆっくり麦茶に唇を付けた。
喉ごしがキンキンに冷えていて美味い。

『美味しいやろ?自家製麦茶や』

咲子が卓袱台に頬杖を付きながら笑う。

『自家製なんだ、凄いね』

『うん』と頷き麦茶を呷る。
喉が上下している。
色気を感じた。
ドキンとし口をポカーンとしてしまった。
股関がやはり温かくなる。
モジモジしながら正座を正したが咲子が『どうしたん?』と小首を傾げる。
可愛らしい仕草に思わず前屈みなってしまう。
『なんで無いよ』と然り気無くトイレで抜こうと咲子に目線を這わせた。
察してくれたのか『便所か?』と肘先で小突いて来る。
頷けば『外と中にあるけど、どっちがええ?』と小首を傾げる。
益々クラクラした。
可愛らしい仕草にメロメロだった。
早く発射し無くてはいけ無い。
ソワソワしながら立ち上がり、ジーンズを張り詰めるソレを早く解放したかった。

『な、中で』

『じゃあ案内するけん』

咲子が立ち上がり座敷を開けば長い長い廊下が続いていた。
軋む木製の床、キュッキュッキュッと鳴る。
なんだか麦茶さん著書の『鬼ヶ瀬塚村』を思い出した。
18歳未満閲覧禁止だったが年齢を誤魔化して夜な夜な読み漁りノブと真理子さんのセックスシーンで抜きまくりこの人魚島に迄持って来た始末だ。
それ位麦茶さんが好きだった。

『こっちや』

右手を回り角にヒンヤリした個室トイレがあった。
慌てて個室に入りガチャンと施錠しスマートホンを取り出して御用達のAVサイトに繋いでガン見しながら陰茎を握り締めた。
突如襲って来た射精感『うッ』と膝を震わせながら便器に向かって射精した。
ビュルッビュルッと射精され、やや便器からはみ出し汚してしまった。
咲子はもう既に居無い様だったがもしかすると悟られたかも知れ無い。
冷や汗を浮かべながら陰茎をしまおうとしたが、治まら無い。

『ああ、畜生ッ咲子さん可愛らしいなぁッ!』
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