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偶然が運命にかわるとき
第5章 私が知らなかった彼


気付かぬうちにすすんだお酒が

また私を酔わせた。



今度は用を足しにトイレに向かった。


足取りはまだしっかりしているものの

誰が見ても酔っ払いとわかる顔をしていた。



2個あるトイレは2人並んでいて

私は3人目に並んだ。


入っていた人は一人出てくると

少し時間差でもう一人出てきて

あっという間に次に入れる。




そんな時だった……




「おねーさん、綺麗だね。」



最初は自分に言ってると

思っていなかったが

明らかにそこには私とその人しか

いなかった。


下を向いていた私は顔を上げると

私のことを見てニコッと笑う

いわゆるイケメンと言われるような

長くなく短か過ぎずのヘアスタイルに

筋肉質な身体付きで背も高い。



状況が読めずにいると


「おねーさんのことだよ!(笑)

すっごい俺のタイプ。

思わず声かけちゃった!」



その言葉に正直悪い気はしなかった。

けれど初対面の人間にそんなことを言う

まともな人はいないと言う判断力は

酔っていた私でもまだ持っていた。





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