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偶然が運命にかわるとき
第1章 はじまり

遡ること6年前…
それは私が専門学生だった時のこと。
高校生の時からファッションに興味があり
雑誌を切り抜いたりその中から
気に入ったデザインを絵に描いたりと
デザイナーになるためにと色々やっていた。
そんなある日ファーストフード店で1人
課題もあったのでデザイン画をひたすら
描いていた。
そんな私に声をかけてきたのが神谷さんだった。
”ねえ、描いたやつ全部みせてよ”
突然声をかけてきた大人の男の人に
警戒心たっぷりだった私はすぐに
机に並べていたものをかき集めて
カバンに押し込み帰ろうとしたが
手首を掴み止められ名刺を見せられた。

