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偶然が運命にかわるとき
第6章 彼の知らなかった私

「ちょっ何なの、こっち来ちゃヤダ…!」
「ふーん…顔にはもっとこっち来てって
書いてあるように見える。」
「神谷さんっ!」
そう言って伸ばした両手が
神谷さんの胸の筋肉に触れた。
さっきまで近づいてくる神谷さんを
拒否しようとしていたはずが
「うわぁ~!硬くて綺麗!
ちゃんと鍛えてるんですね!」
と笑顔で神谷さんを見た。
その瞬間、また唇を奪われて
身体を半回転させられ
冷蔵庫に押しつけられた。
さっきの優しいキスとは違い
少し荒っぽく口の中を舌が動く。

