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偶然が運命にかわるとき
第2章 道

思ったより狭く向かい合わせに4つずつ
並んだデスクと中央に2つのデスク。
何人かパソコンに向かっていたが
私に視線を向けた。
その視線にまた緊張してしまう。
”今日からここでバイトしてもらう
専門学生の灰原だ。
最初は雑用でいい、出来ること頼んでくれ。”
”○○デザイナーズスクール2年
灰原 叶です。
なにか出来ることあればお手伝いさせてください。
よろしくお願いします。”
深々と礼をして恐る恐る顔をあげると
デスクに座って作業していた人も
デスクから離れて作業していた人も
集まって1人が自己紹介を始めると
次から次へと自己紹介をしてくれた。

