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溶かされてみる?
第9章 それぞれの愛のカタチ
キーンコーンカーン…

「あ〜〜1日長かった〜…!!」
あたしは放課後のチャイムがなったと同時に椅子にもたれながら背伸びをした。
「恋!ごめん!あたしちょっと委員会の会議あるから先に図書室行ってて〜〜、遅れてすぐ行くから!!」
「わかった!!頑張れ融那!」
「ありがとう!」

融那ってほんと働き者だよな〜〜
委員会もして、頭も良くて、美人で、人柄がよくて…
「男だったら彼女にしたい。」
融那が出て行った方を見ながらあたしはそう呟いた。

「ん〜俺は男でも恋ちゃんを彼女にしたいけどねぇ〜??」
ん?
あたしは背後からした声に振り返った。
「なっ!!」
「やっほ〜〜恋ちゃ〜〜ん。」
振り向いた先には…
「なんで皐君ここに!!ここ2ね「図書室いくんでしょ〜〜!はいレッツゴー〜」
「あっちょっと!!!」

突如現れた皐君にあたしは強引に図書室へと連れていかれた。
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