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溶かされてみる?
第9章 それぞれの愛のカタチ
「はぁ…あたし何しちゃってるんだろ…」
あの後あたしは下校時刻まで寝ていたらしく、皐君に起こされ急いで家へと帰った。
そして今、ご飯も終え、お風呂も終わったあたしはベッドの上で体育座りをしながらしみじみと考えていた。
あたし黎泱先輩、律先輩、彰さん、皐君と…
思い出すだけで顔が赤くなりクッションで顔を隠す。
な!なに思い出して!!
あたしただ…快感に酔いしれて勝手に溺れてるだけじゃん…
ほんと自己嫌悪…
そんな風に思っていると
コンコンコン…
!! だ、誰だろ…
なんとなくあたしは誰にも会いたくなくて、すこし控えめに返事をした。
「は、はーい…」