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溶かされてみる?
第9章 それぞれの愛のカタチ
「…ん…っ…」
あれ…今何時…??
ベットの近くにある時計に手を伸ばそうとしたとき
「恋…」
!?
後ろから優しく抱きすくめられた。
「も…少しだけ…」
あたしをしっかりと後ろから包み込みながら、彼は眠そうな声を出し、顔を埋める。
昨日…あたし!暁翔さんと…っ…
抱きしめられた同時に、昨日の行為がみるみるとあたしの頭によみがえってくる。
あたし途中で記憶途切れてる…
焦るあたしの横でふと香るシャボンの優しい香りがする。
なんか…落ち着くこの匂い…
ずっと前から知ってるみたいな…
そう思いながら、またうとうとし始めたあたしは再び眠りへと落ちた。