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溶かされてみる?
第9章 それぞれの愛のカタチ

「意識してみる…??」
キョトンと首を傾げてあたしに聞く融那。

「元々巽くんもそういう風に見てないってわかってたけど告白してくれたわけでしょ??ってことは融那に少しでも意識して欲しかったんじゃないの?」
「そ、そうなのかな…」
あたしの言葉を聞いて融那はより一層顔を真っ赤にする。

「少し意識して見ていいなと思ったら付き合って見たらいいし、このままがいいと思うんなら断ったらいいとあたしは思う。」
「…恋…うっうううう〜…」

あーあー、融那さん…
綺麗な顔が涙でぐちゃぐちゃだよ…

そんな融那の顔をハンカチで拭き、優しく抱きしめた。



安心したのか、おちついた融那は笑顔になった。
「ありがとうね恋。ちょっと安心した。」
「まあ、これから頑張って。」
「まだ付き合うって決めたわけじゃないよ…!!」
「ぷっうそうそ…」
からかうあたしにむくれながら反論する融那。

「そういう恋は!!あのイケメンたちとはどうなの!!」
「なっ!ッごほごほ…!!」
「あ〜怪しい〜…」
融那はニヤニヤしながらあたしに近づく。

か、完全に形勢逆転…

「何もないったら!!」
「ほんとに〜??最近の恋、なんか色気が増したっていうか。お、ん、なの顔になってるっていうか〜…」
「女の顔?!!!」
なんだそれは!あたし最近どんな顔してたんだ!!

「まさか!!!」
「まさか?!!!!」
「誰かに…女にされてるのね…?」
?!!!
あたしの反応を見た融那がニヤッと口角を上げた。

「いやん恋ったら〜!!」
早く言いなさいよ、ばか〜と融那はあたしをバシバシと叩きながらいう。
いやそもそも…あんまり言える話じゃないような…

そう思いつつもあたしは融那に最近のことを話した。
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