この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
溶かされてみる?
第9章 それぞれの愛のカタチ
「ん…あれ…」
重たい瞼を開けたあたし…
あたしの部屋じゃない…?
はっ!!
昨日のことを思い出し、起き上がったあたしは部屋の中を見渡すが誰もいない。
ここ、間違えなく遠哉さんの…
ー部屋であろう。
「あたし…また…」
つくづく自分が汚い女だと思う。
ここに来て何度こうやって目がさめるだろうか。
ふとテーブルを見ると置き手紙がしてある。
《私は仕事なので出ます。ゆっくり休まれてください。》
綺麗な字…
ってそうじゃなくて…
「とりあえずスッキリしよう…」
そう思いお風呂場へ向かった。