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溶かされてみる?
第10章 惑う心と誘う夢

ご飯の使った食器を洗っていると、一階のお風呂場から彰さんが出てきた。
「な!悪いな、食器…俺もやるぞ」
「いいですよ全然!あたし今やることないですし」
あたしが1人で洗っていたのを見て彰さんはとっさにそう言ったが、あたしは笑顔でそう返した。

「楽しかったですね、ご飯の時」
「ん?」
「なんかすごい家族みたいな感じで…ちょっと嬉しかったんです」

大家族だよね、普通これだったら。
あたし幸せだな〜

なんて幸せになっているあたしの横で、彰さんは複雑そうな顔をしていた。

「あ、あたし図々しかったですか…??」
あたしは心配になって彰さんに聞く。
「いや!違う違う、決してそんなことはない。」
でもまだ彰さんの顔は複雑というか苦しい顔をしていた。

何があるんだろう…

「恋は…さっき…」
「…?」
「いや!なんでもない!ハンバーグが固くて悪かったって話だ!」
早く寝ろよと笑いながら自分の部屋に戻る彰さん。

「何を…言いかけたんだろう…」
あたしは不安をぬぐいきれないまま、残りの食器を洗った。
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