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溶かされてみる?
第10章 惑う心と誘う夢
あたし達はぞろぞろと席に戻る。
「今週は授業なしだ〜!」
文化祭の準備!死ぬほど気合入れてやれよ〜と橋は言っていることと矛盾した気の抜けた声で言う。
「橋なんかそわそわしてない〜?」
「あたしもそれ思った」
なんとなくいつもの橋じゃない。
「で、お前らにいいたいことがある」
ザワザワ…
「なに…?」「なんかあるの?」
「特に女子叫ぶなよ〜!」
そういってドアの方に向かって入っていいぞ〜と合図をする。
きゃあああああああ!!!
やばいいい!
なんで!!??
かっこいーッ!!!!
そこに現れたのは…
な、なんで!!!