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第13章 一難去ってまた一難

たしかに…ある意味皐君ちょっと軽いとかあるから否めないな…
でも聞いてみないとわかんないし…

そう思いたったあたしは
「ちょっと1年の女の子達に聞いてくる！」と融那に告げ、1年の校舎へと飛び出す。
「あ！ちょっと恋！恋ってば！！」

…

勢いで走って来たのはいいけど…
女の子達に話を聞くのが先か、皐君に話を聞くのが先なのかな…と考えていたら道の奥の方に階段を降りる皐君の姿が見えた。

「こッ…！」
…！！
皐君の名を呼ぼうとしたが周りに1年の女の子達がいるのが見える。

まさか…！！
あの周りにいた子達がなんかする気じゃ…！！
そう思ったあたしは気づかれないように急いで皐君達の後を追った。