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溶かされてみる?
第15章 大人の世界
今褒めてくれた…??
「それが一番お前に映えるとおもった」
「あ…あの…」
「可愛いよ」
…やばい。この人あたしを殺す気だろうか。
最近みんなに慣れすぎてて、この人がイケメンの部類ということを忘れかけていた…
ただでさえイケメンなのに、こんな時に限って誉め殺しって…
「顔タコみたいになってんぞ」
「だ!誰のせいでっん…!」
あたしの頭を暁翔さんは自分の顔まで手で引き寄せて、触れるだけのキスをした。
「ごちそうさま。」
その笑顔はいつしかの保健室でのことを思い出す、あの色気が溢れ出たあの顔だった。
°☆$$€#☆!!!!
恥ずかしさでなにも言えないあたしをみて、暁翔さんは笑いながらフィッティングルームを出ていった。