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第15章 大人の世界

「あ、ありがとうこーちゃん」
あたしはとっさにお礼を言う。

「おい、皐!」
倒れた律先輩が皐君に怒る。
「あー怖!あんな半端な男はほっといて!ほら恋ちゃん踊るよ!」
「わ!わわ!こーちゃん!!」
あたしの手を半ば強引に引っ張って皐君は踊り出す。

「みんなの目が恋ちゃんに向いてるよ」
「そ、そんなこと…!」
「俺らのお姫さまだからその辺の男には渡さないけどね〜」
皐君はあたしの腰を手で支えながら器用に踊る。

踊り慣れてる…
律先輩とは違うまた軽やかさがあり、いかにもダンスを踊り慣れてるという感じが一緒に踊っていてわかる。

「こーちゃんもダンス上手だね…」
「恋ちゃんは初々しいね、可愛い」
あたしの耳元でクスっと笑いながら囁く。

なななな!!
あたしはつい身体が反応してバランスを崩し、隣の踊っているペアにぶつかりそうになった…
「恋!!」
ところを奇跡的に遠哉さんがフォローしてくれた。

「全く…目を離すとすぐこけそうになるんですから」
「ご、ごめんなさい…」
あたしは遠哉さんに支えられながら謝る。
「あ!とーくん横取り!」
横で見ていた皐君が遠哉さんに文句を言う。
「皐はその辺の女性と踊っておきなさい」
「わ!ちょっと!!」

いつのまに呼んだのやら、皐君の周りには若い女の人たちがわんさかいてあっという間に囲まれた。

あ、皐君…
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