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溶かされてみる?
第20章 デートという名の争奪戦?
「ん〜相変わらず恋ちゃん可愛いね」
「おだててもなにも出ませんよ〜だ」
なんていうか、こう…くすぐったいというか…
昨日の今日でなんか距離感が掴みにくいっていうか…
ううん、平常心よ恋。平常心。
「あはは!恋ちゃん顔変わりすぎ!!」
鏡ごしであたしの髪の毛をセットしながら、
笑う皐ちゃんが見える。
それにしても…
「本当皐ちゃんって髪のアレンジ上手だよね」
「恋ちゃんの髪、アレンジしやすいよ〜」
動きやすいように〜って、まとめ髪にしてくれてるのに
女の子らしさもあって可愛い。
「皐ちゃんに髪触られてると気持ちいい〜」
魔法の手みたい、皐ちゃんの手って。
落ち着くっていうか、安心するっていうか…
つい顔がほころぶ。
「…そんな無防備な顔しちゃって」
「へ…?…ん!」
いつのまにか顔の前に皐ちゃんの顔があって…
不意にキスをされた。
「髪以外にも触って気持ちよくさせてあげるよ」
「ちょ、皐ちゃ!…ぁん…ッ」
あたしの首筋を舌で伝いながら弄ぶ。
「まとめ髪ってさ…首筋が空いててさ、うなじとか特にやらしいよね〜」
「ふ…ぁッ…やだぁ…」
うなじから聞こえるリップ音がダイレクトに耳に響いて…
音と皐ちゃんから与えられる熱に頭がクラクラする。
「蕩けてる顔してるよ、恋ちゃん〜」
「んぅ…はぁ…ぁ…」
あたしの口内を犯すように皐ちゃんの舌が貪っていく。