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溶かされてみる?
第20章 デートという名の争奪戦?
「ん…」
さっきまでれおくんのことが頭にあったのに
まるで考えさせないと言わんばかりに
こうちゃんは甘いキスをあたしに落とす。
「こ、ぅちゃ…」
繰り返される優しい痺れに
あたしはどんどん深みにはまっていく…
…ガシャーーーーンッ!!!
「「!!!!」」
そんな甘い雰囲気のあたしたちの間に
なにかが落ちて割れた音が響く。
「す、す、すすすすすみません!!!」
驚きながら声のする方へ視線を移すと
オロオロと顔を赤らめながら謝るウェイトレスの方がいた。
「わ!!わわ!だ、だ、だだだ大丈夫です!!」
ここ、カフェの中だった…
きっとあたし達の一連の行動が見られていたのだろう
ウェイトレスの方は照れながらも落ちたものを処理していた。
「危ないよ」