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溶かされてみる?
第20章 デートという名の争奪戦?
…はぁっ…はぁっ…
光が…、みえた!!!
「出て…こられた…」
ホラーマンションを出口まで
できるだけ目を開けず全力疾走であたしは駆け抜けた。
「もう無…理ッ…」
足に力が入らない…!!!
「っと〜危ないわね、全く恋ったら」
「…え…っ?」
「ちょっと…??いきてる??」
この声…
「テ………オさん??」
「ピンポーン!大正解〜、」
体勢を崩し、こけそうになったあたしを支えてくれたのは
まさかのテオだった。
「…テオさん、なんで…ここに?」
驚いているのだが、体力がなくて
息継ぎしながらじゃないとなかなか喋れない。
「んー、その話は長くなるから〜」
まず恋が休めるとこで話そうね!っと
可愛らしくウインクをしながら
テオが行く場所へとついていった。