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溶かされてみる?
第20章 デートという名の争奪戦?
先の長さに、途方にくれるあたし。
「ちょっとベンチで休もう…」
いっくんを抱っこしながら、ベンチに座る。
どんだけ疲れてても…
やっぱ子どもの寝顔見ると、笑顔になるってこういうことなのかなぁ…
いっくんの寝顔はまさに天使だった。
けれどやっぱりあたしもそれなりに疲れていて…
あたしみんなとテーマパーク回ってたはずなのに
いつのまにか何やってるんだろ…
…みんなに会いたいよ。
徐々に潤む瞳を手で覆いながら、
ベンチの端に首を任せたとき…
「恋!!!!!」