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溶かされてみる?
第20章 デートという名の争奪戦?

…誰…??

遠くからあたしを呼ぶ声がした。

ちょうど街灯の光が当たって、
向かってくる人物が見えない。

「恋…!!」
「暁翔…さん?」

あたしの姿を見つけ、走って来た人物は暁翔さんだった。

「お前何やって…!」
あたしの姿を見るや否や、怪訝そうな顔をする暁翔さん。

「あ!暁翔さんこの子迷「なんで郁が恋と一緒にいるんだよ」

え?

「え?」

ごめん待って今暁翔さん、
あたしが名前言う前にこの子の名前呼んだ??

「恋もなんでか半ベソかいてるし」
「な!今はそれ関係ないです!!!!」
「っていうか、暁翔さんなんでいっくんのことしって!!」

「郁、俺の弟」
「あぁ〜…なるほど、それでか〜」

って…

「えええええええ!!!!」

暁翔さん弟いたの?!!

「すげえ、反応。いたよ?俺に弟」
言ってなかったっけ??ってすごい平然としている暁翔さん。

「知らないです…全然…」
「悪かった、早く教えとけば良かったな…まさかこんなことになってるとは思いもしなくて、」

暁翔さんはバツが悪そうにあたしに謝ると
あたしに抱かれて寝ているいっくんを起こし始めた。

「おい、郁起きろ!」
「んんん…何で暁翔がいるの…」
揺さぶられて起きたいっくんは
暁翔さんの顔を見た途端、すごく嫌そうな顔をした。

「それはこっちのセリフだ。どうせお前家飛び出して来たんだろ」
「…知らない。俺恋と2人でいたいから帰って」
あたしにぎゅっと抱きつくいっくん。

「それはこっちのセリフなんだっての…ったく恋がなかなか帰ってこないと思って探したらこんなことになってるし…」
「すいません…探させてしまって…」

「暁翔来ない方がもっと恋といれたのに…」
「お前は…さっさと家に帰るぞ」
「やだ」
「帰るぞ」
「いーやーだ」

…暁翔さんといっくんの攻防戦は終わりが見えない。

っていうか、、、
さっき暁翔さん、家飛び出したって言った…??
それじゃ、いっくんの話と違う…よね??

「…いっくん、お母さんとここ来たって言わなかった??」
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