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第5章 夜の誘惑

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……
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ね、ね、寝れない！！！！

律先輩の部屋から急いで出たあたしは、自分の部屋に戻りすぐベットへと入った。
すでにベットに入ってから1時間は経っており…

今日色々ありすぎたせいで、逆に緊張して寝れないよ…
融那に連絡しようとしたが、さすがにもう遅い時間だし迷惑か…と思いスマホを枕元に置く。

そうただいまの時刻 2時58分…
このままだと明日寝坊しちゃうよ！！泣

何度も目を閉じ寝ようとするが一向に寝れる気がしない。
仕方ない、ちょっとあったかいものでも飲みにおりようかな…

そう思ったあたしは部屋を出て、1階へと降りて行った。

あれ、ダイニング電気ついてる？？
誰かまだ起きてるのかな？？
そう不思議に思いつつダイニングのドアを開けると、椅子に腰掛けた黎泱先輩の姿があった。