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溶かされてみる?
第5章 夜の誘惑
「あれ??恋ちゃんどうしたの??」
と黎泱先輩は飲みかけのカップを置き、あたしに向かってそう言った。

王子って飲む姿まで様になるんだなあとか全然関係ないことを考えたりして…

「いや、なんかちょっとねれなくて…」
こんな夜中にすみませんと言いつつ黎泱先輩にあたしは言った。

「急に環境変わったしね、緊張しちゃってるんだろうね…ホットミルク作ってあげるから待ってて」
そういうと黎泱先輩は椅子から立ち、キッチンの方は消えていった。

「え!そんな悪いです!! 自分でやりますよ!」
あたしは黎泱先輩を追いかけながらそう伝えると
「今日はいっぱい疲れたんだから、ね?」
今ぐらいゆっくりしてなと黎泱先輩は言ってくれた。

ほんと黎泱先輩がモテるのって分かる気がする。
そう思いながら黎泱先輩の好意に甘えることにし、あたしはテーブルにある椅子に腰掛けた。

数分後、いい匂いのしたホットミルクを持って黎泱先輩はどうぞと言ってあたしの目の前に置いた。

「ありがとうございます!いただきまーす!」
ゴクッ…

ミルクティー飲んだときも思ったけど…
甘すぎず、薄すぎず…バランスが絶妙で…

すっごいおいしい!!!

「黎泱先輩!すっごくおいしいです!ミルクティーの時もそう思いましたけど、やっぱ天才ですね!」
あたしはその美味しさに顔を綻ばせながらそう言った。

黎泱先輩は一瞬キョトンとした顔をして、大笑いし始めた。

え!あたしなんか変なこと言った?!!!
なんかおかしい?!!!

「いや、ごめんごめんっ…くくっ…飲み物一杯で…恋ちゃんっ…そんな幸せそうな顔するから…はははっ!」

あたしそんな食いしん坊丸出しな顔してた?!
恥ずかしくなってきてついつい綻んでいた顔を下に向けた。
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