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第7章 激情

「恋を倉庫に閉じ込めたこと。しかも証言もきいてるから」
あえて誰からきいたとは言わずに、その女を目の前に冷静に暁翔は言う。

「それに薫子ってやつ！てめーもいちいちいい加減にしろよ」
律が怒鳴っていうとビクッと身体を震わせた女の子が1人壁際に立っていた。

「ファンクラブの子達さ、次こういう真似またしたら次はこんな忠告じゃ済まないからね？」
皐は冷めるような目で周りを見渡すと、女の子たちは身体を固めていた。

「こんなことをするためのファンクラブとかなら、やめてくれないかな。 もし次こんな騒ぎを起こすようなら理事にも報告するよ？」
黎泱がピシャッと言い切るとファンクラブの子達は青ざめた顔をしてみんな逃げて行った。

〈学校組side fin〉