この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Laziness と Hard working
第7章 Laziness

 「何? 借りって」

『何となく⋯
最悪、電話でも良いんだ
でも今は休みだから
遊びに行くのもありかと⋯』

「それなら日本旅行も良いんじゃないの?」

『何処に行ったら良いかわからない』

「食べたい物とか
誰かに旅行した話を聞いて
行きたいと思ったりしないのかな?」

『⋯ん? 有るけど
聞いちゃったら楽しみ半分でしょう
だったら無理に行かなくても』

「温泉は?」

『えっ〜!
それは麗子ちゃんが
日本に帰ってきたら一緒に行きたい』

 麗子ちゃんはとんでもなくお酒が強い

が、この日は珍しく酔っていた

『気になる? 彼氏くん?』

「もう別れるつもりだよ」

『高泉さんは?』

「あの人は仕事仲間で
そんな感情ないなぁ

何か違うんだよ 杏に紹介したけど

あの事件の事に興味があって
死なずに帰ってきた理由を
知りたかっただけみたいだから」

『そうなんだ』

「杏のインスピレーションに興味があるんだよ」

『あの事件の事はあんまりね
楽しくなかったからねぇ(T_T)』

「だね」

『できるなら話したくないよ』

「確かに」

 私達は人には話したくない理由がある
ふたりだけの秘密

 でも旅行は好きなのね

『また一緒に旅行行きたいね』

「そうだね
高泉さんは放置かな?
杏 ノリで付き合っちゃわないかと
思っていたんだけど

そうしたら
杏の話を聞けたりするんじゃないかと
勝手に思っていたんだ」

『わはは
それは間違えてる気がする
ところで
明日、チケット聞きに行きたい
最短で帰れるチケットがあったら
帰るつもりだよ』

「了解!」

朝方まで話し
久々に笑った麗子ちゃんを
見て安心した





/420ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ