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Laziness と Hard working
第8章 帰国
いつものお店
母と兄と兄の婚約者の華さん
『お兄ちゃん あと少しだね
もう私 あんまり帰ってこれないなぁ』
「杏は華と仲良しじゃないかぁ
いつでも帰ってきて良いし
こっちに戻ってきても良いんだよ
杏が家に居たら母さんも
嬉しいだろうし
料理もしなくても良いし」
『お兄ちゃん!
華さんとふたり暮らししたいの?
お母さんならお嫁さん
いじめないと思うけど』(*^^*)
なんて久々に家族団らん
まぁ、また出かけるから
無事の確認みたいな感じだけどね
お兄ちゃんの彼女にも会えたし
『また行ってきます
次はお兄ちゃんの結婚式かな?』
数日ゆっくりし私の住処へ
『麗子ちゃん
高泉さんから連絡あった?
仕事だからあるかぁ』
「何言ったの?
キライって言ったの?
何か落ち込んでいたっていうか
女の人はわからない
みたいに言っているよ
私もそうかと聞かれて
意味がわからないから
“どうしたんですか?”と聞いたら
“杏ちゃんの気持ちがわからない”
とか言っていたけど、何したの?」
『空港で待たれて
私さぁ引いちゃった
実家に帰るつもりだったのに
“今日だけ付き合って”
とか言われて困ったの
身体でお礼したからって
空港から逃げたんだ』
「はぁぁぁ〜‼」
『まぁ言い過ぎはわかってるけど
予定があるって言うのに· · ·
ああいうのは嫌いなんだよ
旅行に行くのが恐怖になりそうだよ
ところで
お兄ちゃんの結婚式が終わったら
予定より早いけど仕事に復帰するよ』
ああー 高泉さん
困るよねぇ
自分のペース崩されるのが
いちばん嫌なのに
「お兄さんっていつだっけ?」
『もう時期だよ
私も嬉しいんだ
お義姉さん可愛い人だよ』