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Laziness と Hard working
第29章 杏ちゃん 実家に帰る
『おはよ
お義姉さん
身体をいたわってね
私がいる内は
私が作るよ
つわり?大変じゃないですか?』
本当なんですね?
感とか予知とか
実は私も気づいていなかったの
ただ調子が悪いだけかと
思っていました
今日、病院に行ってきます
『ゆっくり行ってきてね
気を付けて
お買い物も私が行きますから
何か食べたいものはありますか?』
あの?お義母さんが
いつも杏が作る
お義父さんの好きな物が
美味しいとそう言うので
何かお義父さんの好きな物を
『わかりました
兄も好きなんですよ
レシピと言うほどではないけど
作っておきますね
母は味覚障害だけど
父が好きだった物だけは
美味しいと食べてくれます
覚えてもらえると私も嬉しいです
お義姉さんは
苦手な食べ物はありますか?
好きな食べ物は?』
私は何でも食べちゃうんです
食べすぎていつも叱られちゃうの
『お兄ちゃん
喧しいからね
自分には甘いのにね
あの今日は
兄も一緒に連れて行って
もらえませんか?
家族が増えるのを
楽しみにしているはずだから
父が亡くなってから
ずっといろいろ我慢して
やっと家族が増えるの
お義姉さんもね
だから
一緒に喜ばせてほしいの』
杏ちゃん
本当に優しい子なのね
私の事も含めて
いつも気にかけてくれる
今日は
一緒に行ってきます
本当だったら凄く嬉しいな
まだつわりは無いみたいなんだけど
私ね
ハンバーグが大好きなの
杏ちゃん
作ってくれる?
この家の味は
杏ちゃんの味なんだって
慧さんいつも話してくるんです
『了解ッ!!(๑•̀ω•́ฅ)キリッ☆
今日はご馳走かな?
連絡してくださいね
ゆっくりデートしてきてください
私が居る内は
家のことは私がするから
楽しんで来てね』
おはよ
杏が朝ご飯を作ってくれたのか?
『お兄ちゃんは
今日、お義姉さんに付いて
一緒に病院に行きなさい!
これは杏からの任務です
そして久しぶりにランチして
デートしてきてくださいね
Missionだよ(笑)
あぁ連絡だけはしてね
ご馳走を作るか否か
悩んじゃうからね(笑)』
良いのか?
嬉しいよ
仕事も休む!
(๑و•̀ω•́)و