この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Laziness と Hard working
第30章 嘘はつかないけど

麗子ちゃんの顔を見て
無事を確認して
亜麻屋さんの無事を確認して


杏は三人で戻ってきた

亜麻屋は思いの外
怪我の状態が良くなく
戻ってからの治療になった



 ✡❀✿✾❀✿✡❀✿✾❀✿✾✡

雅貴さん
ただいまぁ

まだ帰ってないかぁ
疲れちゃった
寝てしまおう

荷物を部屋に置き
ソファに座り
横になる

お腹空いたな
ご飯あるかなぁ

雅貴さんは遅いのかな
冷蔵庫を覗く

サラダ作ろう
高野豆腐があったよね?
煮物作ったら喜ぶかな?

ふぅ
私は一体どうしたいのだろうか?
確かめた

間違いないんだ
どうしようかな

坪倉のおじ様に相談してみようか?
どのくらい父から話しを
聞いているのだろう

麗子ちゃんに
いや
母に
今城さんの話はできないし

誰に相談したら良いのかなぁ

いつまでも考えていられない
事件ももうどうでも良い

生きていたら?
死んだら?
どのみち選択肢は少ないのだから

雅貴さんに
いや
話せない

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

杏は帰ってくるかなぁ?

急に実家になんて
父は何を知っているのだろう
聞いても話してくれない

杏ちゃんが良いと言うなら

それしか言わない

物凄く不安な感じがする
きっと杏が帰ってきたんだ

ドアを開けると
杏がいたぁ

様子が変だ
僕に気づかない

独り言?

“雅貴さんに
話せない

生きていたら?
死んだら?”

なんの話なんだ?

 

ただ  い  ま
きこえてないね


何かが変わった?

何があったの?


はっ!
雅貴さん
お、おか え り

抱きしめられたのに
雅貴さんは
悲しそう

『お帰りなさい
雅貴さん』

「お帰り
久しぶりの里帰りは
どうだったの?
楽しかったかい

ふぅ
杏 聞きたい事があるけど
話したくないなら
言わなくてもいいよ」


『雅貴さんもだね
言いたいこと
聞きたいこと
沢山あるのに
聞けない
だから言わないね』

「僕は別にかまわないよ
杏が聞きたい事は
答えるから

僕の聞きたい事に
杏が答えるかどうかだよ」


ฅ(๑*д*๑)ฅ!!

/420ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ